ユージン家
友人の家に遊びに行って、動画やらアニメを観てきました。
一番心を強く揺さぶられたのは『傷物語』『化物語』なのですが、そちらについては長くなりそうなので別のエントリとして書きたいと思います。こちらでは、それ以外の諸々についてメモ。
そんなわけでざっくり紹介。
①水の飲み比べ
といっても、自分の味覚に絶対的な自信がある、というわけではなくて、むしろ修行の一環です^^;
テイスティングノートは、一般的に正しいかどうかよりも、きちんと自分の感じたものを言語化し、記録することが重要だと思っているので。
今回は、Volvicとevianの二本。
伊藤園 Evian(エビアン) ミネラルウォーター 1.5L×12本 [正規輸入品]
- 出版社/メーカー: 伊藤園
- メディア: 食品&飲料
- 購入: 30人 クリック: 113回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
どちらも日本のものではなく、フランスのものです。
ラベルにはどちらも軟水と書かれていたような気がしますが、wikiにはエビアンは硬水と書いてありますね…まあいいや。
まずはVolvic。
いつも飲んでる水道水に比べて、まろやかで、舌の後ろ側に苦味を感じます。
次にevian。
Volvicに比べ舌の後ろよりも前側…舌の中間あたりで苦味を感じ、しょっぱい気がします。ニュアンスとしては、生理食塩水を希釈したような感じ。もちろん、海水のように喉がひりつくようなしょっぱさではなく、あくまでそういうニュアンスです。
所感、水って思ってた以上に結構違いが出ます!
僕がミネラルウォーターを初めて飲んだのは、小学生のころで、父が車に乗せていたものでした。正直、美味しいとは思えなかったんですよねぇ……
当時住んでいたところは、確かカルキ入りではなく川から引いてきたものだったので、贅沢なことにのも水道水自体すごく美味しかったように記憶しています。今住んでいるところは、上京していたころの水道水よりは多少マシとはいえ、カルキ臭の強い水なので、正直飲むたびに不味いなあと内心毒ついてます(苦笑)
そんなわけで、僕はミネラルウォーターよりも、水道水が好きで、それより濾過した水の方が好きです。いろはすは、かなり飲みやすかったように記憶しているので、今度また飲み比べてみようと思います。…よし、自分好みのミネラルウォーター探すぞー!
②白ワインのテイスティング
友人の家に行くとき、いつもは赤ワインを買っていく(もちろん安物だけど)のですが、今回は珍しく白ワインにしました。
前回遊びに行ったときは、ボジョレーと、アルパカの赤*1を選んだのですが、どちらもおいしく感じなかったんですよね。
なのでおそらく、羹に懲りて膾を吹くように、無意識に赤を避けてしまったのでしょう。で、選んだのはこちら。
外観は省略。ただ、色が比較的濃かったことだけは明記すべきでしょうか。
さて、香りですが、正直これ、よーわからんかったんですよね(笑)
何回か嗅いだことのあるアロマなんですけど、どうにも思い出せない……芝生を刈った、とは異なる感じのハーブ系だと思ったのですが。。。
うーん、赤ばかり構っていたせいで、白のアロマすっぽ抜けてるなあ。
つっても、繊細な香りを嗅ぎ分けられるほどのレベルに達していないので、特徴的な香りしかまだわかりませんけどね!
まあいいや、次は味ですね。めっちゃ酸っぱいです。系統としては苦味もあってグレープフルーツっぽいんですけど、あまりに酸っぱいのでレモンに近い。
果実味も結構強いのですが、酸味にすべて持っていかれましたw
まとめると、このワイン、一口目から酸味のインパクトがあって個性的です。それだけに、肴もなしにボトル丸ごと飲むのは正直しんどかったです。果実味も苦味もしっかりしているのですが、酸味が強すぎて、舌全体で転がすような丁寧なテイスティングを一本丸々しつづけるのはえらい疲れます。何か食べものを合わせるにしても、生臭さを強調してしまいやすそうなので、魚介類を合わせるのは厳しいでしょうね^^;
逆に、揚げ物なんかとはすごく合いそう。あるいは、塩気の強い燻製に、それらの味の濃さを和らげるためのノンソルティなラスクを添えてみたり。
パリッと焼いたソーセージなんかもいけるかも。
まあ、マリアージュ理論は知らんので、完全に思い付きで書いてますが。なんで、『合わせてみたけど不味かったじゃないの!』という抗議をされてもこまります。
いつか合わせてみたいなあ、という妄想なのでね!
③アンダーテール
https://www.youtube.com/watch?v=vVv_-_fXPc0
最初、友人に流された時、あれ?歌は?え、ゲームミュージックかよ!と肩透かし喰らいましたが、歌無しとして慣れるとすげえかっこいい。
でもってこっちはゲーム――の実況。
どうやら外国だとポケモン並みに売れてるゲームらしいですね。
寝不足に加え酔った頭だったので、ざっくりとした理解ですが、舞台は剣と魔法的な世界で、モンスターたちを地下深くに閉じ込めた、という歴史のある世界。
主人公はひょんなことから地下世界に落ちてしまい、そこに現れるモンスターとのやり取りや、謎解きをしながら探索していくゲームです。
戦闘システムは、ドラクエやポケモンみたいな画面に、ゲーム内ミニゲームというべきか、弾幕ゲーによる防御ターンと、ルーレット的なゲージの攻撃ターンがついてくる感じ。といっても、バトル以外にもいちゃついたり、ほめたりと選択肢が多彩なのが面白いところ。
そして何よりこのゲームの最大の魅力はそのシナリオ!
キャッチコピーからして「誰も死ななくていいやさしいRPG」ですよ?
『まおゆう』で正義の物語は、ひとまず行くところまで行った感ありましたが、それってやっぱりドラクエなどのRPGがベースとなり、ゲーム的ファンタジーという属性*2が典型になったわけですよね。Web小説――主に、なろうの異世界転生/転移ものなんかもその流れというか。
現代的な正義をテーマに据えつつ、多くのジャンルのゲームをまたがってそれをまとめ上げているのが、非常にグッとくるものがあります。RPG、というとレベルを上げて戦う、というのがフォーマットとなっていますが、むしろこのゲームはその前提から見直している。リソースを大量につぎ込んだ超大作なのではなく、あくまで枯れた技術の水平思考の産物。無論、ゲーム性そのものを見直す動きはあるでしょう。switchやらスマホがありますから、その市場で勝ち抜こうとして、くぐり抜けてきたものは、何かしらその作品固有の良さがあるはずです。
しかし、それが果たしてシナリオとシナジーを発揮するようデザインされたものがどれだけあると言えるでしょうか?
ゲーム業界でナラティヴという用語が何となく用いられていますが、シナリオの双方向性だけがゲームの良さではないと思います。むしろ、名作と呼ばれるものほど、ゲームと呼ばれる物語形式に自覚的なはずで、より立体的な面白さを求めようとするなら、物語のテーマと、その媒体固有の語り方は綿密に絡み合ったものを作るべきだと僕は思います。
断じて、ストーリーが蔑ろにされるべきではない。ゲーム性による直感的な面白さ、テーマが掘り下げられた脚本に、感情移入しやすいよう設計されたロールプレイのデザイン。それらをテーマの元に束ね、絡めることによって上質の物語がつくられるはずなのです。もちろん音楽やグラフィックもそこに加わります。
まずはコンセプトありき。作品におけるあらゆる演出はそれに奉仕せねばなりません。ゲーム業界で言われるところのナラティヴなどというのは、ロールプレイ重視の考え方でしかない。物語の根本は、やはりドラマです。もちろん、皮相的なドラマは所詮つくりばなしでしかない。唯一性のある物語体験としてのゲームと称して、エピソードの配列をプレイヤーの主体性にゆだねるだけでは良質の物語体験になるわけではないのです。ニコ動における、実況ならぬ劇場型動画が低からぬ評価なのは、たとえ一方向的だとしても人が物語を求めているからに他なりません。そう、人は物語を欲しているのであって、固有の体験を求めているわけではないのです!
――話を戻すと、シナリオ分岐は三つあると聞きましたが、そのうちのひとつのラスボスはなんと体力は1。しかし、回避性能がいろんな意味で高いので攻撃が当たりません。
ゲーム作り初心者あるあるとして、ついついメタなネタを仕込む、ということをやってしまいがちですが、このゲームのメタフィクショナリティは一線を画すものです。
このゲームはスチームで発売中とのことですが、日本語訳の評判がよろしくない。
英文読むのが苦痛でなければオリジナルのままプレイされた方がよいかもですね。
……まあ、こんなもんかな?
あとは『傷物語』と『化物語』ですが、前述のとおり、別のエントリで投稿しようと思います。
*1:ワンコインの棚にピノノワールを見つけ、思わずテンション上がって買ってしまった。比べるのがボジョレーだったのもありますが、やはりタンニンがきめ細かったです。やはりピノ。クオリティとしての美味しさというより、その時飲みたかった赤よりも酸味と渋味が強すぎたので、美味しいとは思えなかった。たぶんマリアージュ次第では美味しく飲めると思います。新世界ワインは手ごろではあるけど、僕の好みから外れるのが多いなぁ……。もっと繊細で淡いワインがあればいいのだけど
*2:キャラクターにおけるツンデレなどのような一種のステロタイプ。それが世界観レベルまで拡張された、属性の集合・パッケージとしてのある種のスキーマ
ブログ書くって難しい
本当は、読書感想文のように形式をかちっと決めて書いた方が、僕も書きやすいんだろうし、目を通してくださる方もわかりやすいんだと思います。
けど、そうした書き方だと、僕の伝えたいことを上手く伝えられないんですよね。
僕の伝えたいこと、というのは綺麗な長方形ではなくて、ぐにゃぐにゃに曲がり太さも一定しない奇妙な図形のようなもので、それを人にあまさず伝えようとすれば、点をいくつか打っていって、輪郭をあぶり出す、という方法でしか伝え得ないもの……なんじゃないかなぁ。
同情すべきか否か:同情という優しさ
いくつか思考しているテーマがあるけども、 その中でもこの問題は、自分の中で消化しきれていないものだ。
というのも、〈震災後ゲーム〉の傑作『CHAOS;CHILD』 の中で百瀬という人物が、
「舐め合いかどうかはともかく、私は、 同情って優しさだと思ってるわよ」
という発言をしていて、 それが僕の胸に引っ掛かって、留まり続けているからだ。
僕は、ニーチェ由来の「同情の禁止」という価値観が脳裏にこびりついていたから、同情否定派だった。
けれど、この台詞を聞いた時、『同情も良い物なのかも……?』と価値観が揺らいだ。
だからこそ、同情の是非についてきちんと思考しなければ、 というのが今回のエントリ。
ーーーくだんの台詞によって、僕の中に残っていたしこりを取り除くべく、思考していたのは近辺だと二か月ほど前だったろうか。
『ニーチェ どうして同情してはいけないのか』という書籍を読んだ。
ニーチェ―どうして同情してはいけないのか (シリーズ・哲学のエッセンス)
- 作者: 神崎繁
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2002/10
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 96回
- この商品を含むブログ (22件) を見る
なぜ『 ツァラトゥストラ』が難しいのかわかったから収穫だったけど、肝心の「どうして同情してはいけないのか」 ということに関しては、 納得のいくロジックを読み解けなくて残念に思っていたように記憶している。
そこからさっきまでの二ヶ月間、特に進展はなかった。
が、アダム・スミスの『道徳感情論』関連で調べていたら、今まであったピースが一気に繋がった。
- 作者: アダムスミス,Adam Smith,水田洋
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2003/02/14
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 40回
- この商品を含むブログ (44件) を見る
- 作者: アダムスミス,Adam Smith,水田洋
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2003/04/16
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
それは果たしてどこから語るべきか……
そう、まずは強者の思想からだ。
同情に関して、ニーチェの超人思想と並行して、サド的な解釈もあり得ると思う。
つまり、『同情とは自己愛に他ならず、 そこにいったい他者はいるのか?』ということだ。
サドの作品には他者などいない、 と批判されることがあるようだけど、他者など理解しえない、 という冷徹なリアリズムを追及すればこそ、 容易に他者など描けないことは至極まっとうな意見のように思われる。
しかし、 強者のロジックばかりに耳を貸すのはバランスが悪いだろう。 誰しもが強者でいられるわけではない。
だからこそ、 その困難性に抗おうとする超人志向者に僕は尊敬の念を抱かずにはいられない。
けれども、その 一方で優しさの思想があってもいいと思うのだ。
が、その「優しさ」というものが曲者で、 その問題の核にあるものは、「自己と他者、そしてそれ以外」 の線引きだ。
ウチとソト、と言ってもいい。
まず、人間と認め得るものはその「ウチ」 にあるものだという前提がある。
人の度し難い業ではあるのだけど、「ソト」 にあるものに対して想像を巡らせる、 というのは余程意識しなければ難しいことだ。
根深い差別意識もこれに起因すると見て間違いない。
同情に話を戻そう。
上に引用した「同情って優しさだと思う」ということについて……
強者のロジックからすると、同情というのは欺瞞であり偽善だ。
ハガレンよろしく「やらない善より、やる偽善」 と反論してもいいのだが、それでは平行線だろう。
残念系ラブコメの傑作である『はがない』で、 同級生達に絡まれている小鷹を 「弱いものいじめをするな」 と夜空が助ける場面がある。
そこで小鷹が感謝するとは思いきや、「俺は弱いものじゃない」 と逆に殴られてしまい、殴りあいの喧嘩になるのだが、 これこそ偽善の典型的な例だろう。
「虐げられている弱者を〝救う〟ことは正義である」 というのは一見正しそうなロジックに思えるが、 〝彼ら〟が助けられることを望んでいないということもある。
かつての文化人類学者が〝野蛮〟と見下して、 自民族中心主義的に〝未開主義〟だと断じた誤りにしろ、
新宗教の〝被害者〟を〝救おう〟とすることにしろ、
「救おう」とするその偽善こそが、 被救済者に傷を与えることもある。
心理学的な視点から、ニヒリスティックに見るのなら、 アンダードッグ効果というのもある。脳内の化学反応に騙されているのなら、同情などという〝感情〟にーーいや、〝感情〟そのものに価値を求めること自体、不毛ではあるまいかーー
………………
…………
……
ここで再び問おう。
―――同情という優しさは果たして悪なのだろうか?
ここで、エンパシーとシンパシーという言葉を持ち出してみたい。
いくつかの本やサイトを参照した中で、 端的にまとめているブログがあったので引用すると、
エンパシー(共感)とは、実際に、 打ち明けている人がいる暗い場所まで降りていって、「 それは辛いね。私もそれがどういう気持ちなのかよくわかるよ」 と言うこと。
シンパシー(同情)は、その人と同じレベルに降りていかず、 上から目線で「えー、可哀相」と、 あくまで自分には関係ないというスタンスを取っていることを指します。
http://japanese.yukaripeerless.ca/2016/02/empathy_sympathy/
「エンパシーとシンパシーの違いとは」
『縁もゆかりも Everybody Else Is Already Taken』より
おそらく、ニーチェが否定しているのはシンパシーで、優しさのある〝同情〟とはエンパシーのことなのだろう。
僕は見ていないのだけど、かつて放送されたドラマで『 同情するなら金をくれ』という台詞があったらしい。
魚の釣り方を教えず、魚だけ与える行為の是非はともかく、「可哀想」と〝あの〟視線を向けられるより、金をもらえることの方が確かに理にかなっている。
心の底から〝同情〟していようと、骨身を削る行為にしか、 相手の心には届かない。
言葉だけでは伝わらない。
感謝にしろ、 助けてあげたいって気持ちにしろ、相手の心にどう届くか、 ってことまで含めて考えなければ、 気持ちの共有なんて出来はしない。
人と人とは理解しえないものだ。
けれど
完璧な理解はできないにしても、一歩、 あるいは半歩でも歩み寄ろうとすることは無駄なことなのだろうか、無理なのだろうか?
いや、不可能だからこそ、『通じ合えた!』 って思えた時の感動は大きいのだろう。
しかし、それにはものすごくエネルギーが必要だ。
大切な人でさえ、それが苦痛だと思う時が……思ってしまう時があるというのに、 見ず知らずの、〝画面の向こう側〟 にいる戦災孤児たちにエンパシーなど抱けということに無理がある 。
だからボランティアするな、募金するな、ということじゃない。
それだけ、〈他者〉に対して思い巡らせることが難しい、 ということだ。
ーーーここまでで、エンパシーに価値があることは確認できた。
ならば、シンパシーはどうだろう?
その偽善は、誰かを〝救う〟だろうか。
その優しさは押しつけがましくないだろうか。
僕はここまで考えてみて思った。
偽善をするにしろ、血を流す覚悟を持てと。
無邪気な偽善は恥ずべきものだ。
魂を穢すことすらあり得るものだ。
肉体を傷つける以上に冒瀆的な行為だと、偽善者に気づいて欲しい。 切に願う。
トルネードの人を本気だして支援するよ!
まずはこれを聴いて欲しい。
はたしてお気に召しただろうか。
しかし、その印象はたった106分24秒で覆るッーー!
そう、トルネードの人がトルネードの人と呼ばれるに至った【伝説の始まり】のこの動画だ。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm26649312
これを観て、少しでも面白いと思ったのなら、そのまま、睡眠時間を削ってでもみることを推奨する。
この動画を……このシリーズを通して見たとき、あなたは確信するーー
これは確かに伝説的な動画であったのだとーーッ!!
http://sp.nicovideo.jp/watch/sm27078706
ここまでくれば、この曲の出だしが伝説の幕開けに相応しいものだとあなたは知っているだろうし、何より期待値を少しずつ、ボルテージを少しずつ上げていくこの曲のサビで
ウィーキャンビィラィアトーーーゥネイッ!
と流れたときに跳ねあがるテンションに、あなたは最大限の快楽を、脳内麻薬の大放出を体感するだろう!!!
そして、少しずつ治まるこの曲のテンションにある種の切なさすら覚えるかもしれない……。
謎の感動ーー
人はそう言う。確かに、よくよく考えてみれば、どうした感動したのかが分からなくなってくるのだが、あなたがトルネードの人の動画に捧げた時間は、それが惜しいと思えるほどに忙しい生活をしているのならばなおさら、きっとその感動は素晴らしいものになるだろう!
そして、サビが流れるたびに、ついついシャウトしてしまうくらいこの曲にゾッコンになるだろう。あなたが、
ウィーキャンビィラィアトーーーゥネイッ
と口ずさむことを夢見て、このエントリを締め括ることとする。
ここまで読んでくれてありがとう。
あなたのトルネード人生に、幸あらんことを!
トルネードは、いつもあなたの心にーーー
ボイスロイド、略してヴォイド……つうかそれってボーカロイドも略したら同じだよね!?
ド●えもーん!
VOICEROID+ 東北ずん子 EX ダウンロード版 [ダウンロード]
- 出版社/メーカー: AHS
- 発売日: 2014/10/30
- メディア: Software Download
- この商品を含むブログを見る
東北ずん子 「むちむち」じゃありません! 「もちもち」です!
- 作者: さとうとしお
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2013/10/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
東北じゅん子……通称、ずんちゃんが欲しいよぉぉぉぉぉぉ!
茜ちゃんたちの方が、ひとつのソフトで掛け合いできるからお得ではあるのだが、いま、声優の佐藤聡美さんが僕の中で大変ホット*1*2なので、ずんちゃんを調教*3したいでふ、はい。
もしもお迎えできたら、調教して、えるたその二次創作的シチュエーションエロドラマ音声つくるんだ……*4*5
なんなら俺のずんだでずんだまみれにしてもいいんだぜ!
ずんだ好きのずんちゃんだったら、ずんだまみれになることを赦すどころかアへ顔ダブルピース晒して幸福のあまりずんちゃんのずんだがずんだアローしちゃうんだろうね!!!
はい、そこっ!!!
自分の「ずんだ」がゲシュタルト崩壊したからって「ナニこいつ? 頭おかしいの? 電波なの?」とか言わないのっ!!!
それってキミの「ずんだ」がまだずんだアローできないだけのずんだでしかないんだよ!
ずんだへの愛が足りないよ!
ずんだへの信仰心がまったくもって足りてないよっ!!
もっとずんだを叫べよ!
真心をこめてずんだしろよ!
魂からずんだを求めろよッーー!!!
キミのずんだはいつからそんなずんだになってしまったんだ!?
キミのずんだはもっとずんだアローしていたじゃないか!!!
もっとずんだしろよ!
キミのずんだはもっとずんだとしてずんだだったじゃないか!!
あのころのずんだを忘れてしまったっていうのか!?!?
じゃあ言うよっ、あのころのキミのずんだを少しでも思い出してもらうためっ、僕は心の底からずんだを叫ぶよ!!!
ずんだってのはなあっ……
ずんだってのは……
そう、ずんだなんだよおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!
*1:じゅん子さんとか、ずんちゃんとか、東北ずん子とか。
*2:他にも、えるたそとか、七条アリアぱいせんとか、えるたそとかがいたりする。
*3:調声ではなく調教ね!「調律」って言葉もずんちゃんを物格化していて結構コーフンするけど、やっぱり調教が一番いろんなニュアンスを含んでいるから調教がいいよね!!まったくっ、度しがたいほどに煩悩の塊だよね!!!
*5:割とシャレにならないジョークである。管理人のナコト氏には、ブラックユーモアがあるのかないのか……それはあなたの心が決めてくれるはずだ
*6:この終わり方すらパクりである。まったくもってこのブログの管理人・ナコト氏は度しがたいアホである
*7:しかし素敵な友人であるところのYさんなら、きっと僕の戯言も笑って許してくれるはず。持つべきものは友人だね!
*8:200年も翼がないことを恥ずかしがってる二級天使も言っている……友ある者は敗残者ではないのだとッーー!!!
雪、本好き、天体観測。
雪ちゃん*1に惚れたのがきっかけで天体について興味が出てきた。
もともと星座に興味はあったけれど、 今まで調べるのを先延ばしにしていたから、 ちょうど良い機会だと思って調べはじめた。
まずはネットで良さげな書籍をぐぐり、 その中からピックアップしたものを近隣の図書館で探しつつ、 ついでに本棚にあったのも借りてみた。
でも、正直まだ興奮してこない。 雪ちゃんのことを思い出してみても、 文字列を目で追って情報を処理していくのがめんどくさい。旦那失格だ。
仕方がないから、 天体を題材にした何か面白い作品ないかなーって調べたところ、
の名前があがっていた。
『宙のまにまに』は名前こそ見かけていたけど、なんとなく『 そらのおとしもの』とごっちゃになってた部分があって、 今まで敬遠していた。とりあえず観てみた。*2
――面白い。
爽やかに繰り広げられる恋愛模様がザ・青春って感じ。
とにかくね、メインヒロインの美星ちゃんが良い子なんですよー。
や、正直僕の苦手なタイプなんですけどね……。
でも、 嫌な印象を受けないよう、丁寧に描写されているのが好ましいし、 何より星への愛が素晴らしい!
僕は読書キャラが好きすぎて、 中途半端な読書描写を見るとイライラしてくるけども、 美星ちゃんの場合、星への愛がびしびし伝わってきて、 分野こそ違うけど親近感がもてるわけです!
それに、 主人公の朔くんの読書描写もまた丁寧でなおさら好きになる。
たとえば、一話で、ひとり主人公席に座って読書している朔くんに、まだ入学してからさほど経っていないからか、 前の座席のクラスメイトが話しかけてくる場面がある。
そのとき、朔くんは話を聞こうとするため、 読書を中断するのですが、その時の描写が素晴らしいのです!
読書を中断する時にもその人物の性格って表れると僕は思ってます 。栞を挟んだり、カバーを外して挟みなおしたり、 開いたまま机に伏せたり。
それなりに本を読む人なら無意識にやっていると思うんだけど、 ちょっとした時間中断するくらいなら、指を挟んでおく、 ということは比較的よくやることだと思う。
先の、カバーを利用するケースなら、 僕は基本的にカバーが擦れたり、変な折り目がついたりするから、 大切な本ではしたくない。
逆に、ラインを引くのが前提の書籍は、ペンを挟んだり、 カバーを挟んだりとよくやる。*3
そんなわけで、読書するキャラほど、 本の扱いに性格がにじみ出てくるので、 それが丁寧に描写されてる作品が好きだ。大好きだ。
それに本だけじゃない。 むしろ本棚の描き方にもこだわってほしいし、こだわっている。
たとえば定規で引いたような背表紙が出てくるとがっかりする。愛が足りないよ! そりゃあ本棚ってことさえ分かればいいのかもしれないけどさ!
でもさ、じゃあ手ってことがわかれば手はドラえもんのような手でもいいのかと!脚が二本で腕が二本ならそれで人間なのかと!もっと本にフェーチーれーよー!!!
きちんと描写されてる例もある。
オタクカルチャーを題材にした作品なんかだと、 レーベルや作品がわかるように描写されていたりして、 見ると思わずにやりとなるが、やはり、 僕は読書家の本棚を見てみたい。
要するに、 僕が圧倒されるレベルの描写が観たいのだ。
本に埋もれる程度ではテンプレだ。ちょっとしか萌えない。
しかし、一冊一冊、あたかも手に取って並べていったような、 こだわりある本棚はもはや藝術といっても過言ではない。
この時、僕が念頭に置いているのはアビ・ヴァールブルクだ。
ドイツの哲学者、エルンスト・ カッシーラーはヴァールブルクが財力に物を言わせて蒐集した私設図書館に訪れ、驚愕――いや、戦慄した。
というのも、その蔵書の並べ方は一見、不規則なようでいて、 その背表紙を眺めて歩いているだけで、文化史・ 美術史の知識が有機的に、 体系的に、自然と結びついていくような並べ方だというのだ。
それを一目見てわかるカッシーラーもすごいが、 蔵書の並べ方で自らの思想を表現してみせるなど、 常人では計り知れないほどの教養である。
しかもこれは、 フィクションによって描かれたキャラクターなどではなく、 実在する人物なのだ。いやはやなんとも恐ろしい……
さすがに、ここまでの知を描くことは難しくても、 本好きキャラクターが好きでなきゃ描けないような描写、 というものはいつか描きたい。そう思っている。
神は細部にこそ宿る――
気づかない人は生涯気づかないようなものであったとしても、 僕はその神にこうべを垂れるような同士に巡り合えたら、 と願わずにいられない。
口直し、筆休め、とうがらしの種
[2CS] サントリー 天然水(南アルプス) (2L×6本)×2箱
- 出版社/メーカー: サントリー
- 発売日: 2010/09/24
- メディア: 食品&飲料
- 購入: 128人 クリック: 392回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
グリコ メンタルバランスチョコレートGABA<ビター>スタンドパウチ 51g×10袋
- 出版社/メーカー: 江崎グリコ
- 発売日: 2012/09/25
- メディア: 食品&飲料
- この商品を含むブログを見る
いろんな食べかたがあるとは思うが、「南アルプスの天然水」と比較的苦めかつ準チョコレート*4ではないチョコレートを用意し、口がもっさりしてきて飽きてきたら、別のものをアクセント代わりに摘まんでいくーーー。
「とうがらしの種」の塩辛い感じとチョコの組み合わせは、新潟名物の「柿の種チョコ」みたいな感じでお互いを引き立てあっているし、チョコから「南アルプスの天然水」だと、チョコのもっさり感を洗い流してくれる。
しかし、ここで押さえておきたいことは、「南アルプスの天然水」が軟水であるということだ。これは軟水だからか、「とうがらしの種」を食べた後に「南アルプスの天然水」を飲んでも、舌の上に辛さが拡がらない。むしろ、どことなくマイルドになっている気がする。*5
すなわちこれぞ、この三種の神器こそっ、円環をなす永久機関なのだッーー!
うああああ、無性にこんがり焼けたトーストと、ハチミツ入りであっつあつのミルクが欲しいよぉぉぉぉぉぉ……*6*7*8
とまれ、飽きてきたら別のもの!
エントリと一緒だよね!!
『貴族探偵』のレビュー、まだ書き終わりません(泣)
つうかもう、26:30かよ……
*1:ニートの僕が、なぜこんなうまいもん食えてるかっつーと、『貴族探偵』のレビューにも書いているけれど、我が貴弟が恵んでくださったからだ!ありがてえ、ありがてえ!
*2:ちなみに、後述する「南アルプスの天然水」は、水差しを親に求めたら買ってきてくれた。すげえ、賢えな!俺は百円ショップでの容器を想像していたよ……でもこれなら、最初から水が入ってるというね!
*3:ギャバの方は、ニートになる前日、自棄になって購入したもの。お腹が空く夜にちょいちょいつまんでいるから、そろそろ切れそう
*4:この知識は、枝垂さん家のほたるさんに教えてもらった。
*5:水って結構違うものね。
*6:しかし実際にミルクやらトーストやらがあったら、永久機関になりそうだ。
*7:ちなみに。そのエネルギーもまた無尽蔵に蓄えられて、脂肪になりそう。主にお腹回りの